ガーデニングを始めたいけど何をどう準備すればわからないと悩む方もいるのではないでしょうか。ガーデニングは、ある程度の基礎知識と必要な道具を揃えてから始めると失敗することはありません。
この記事では、ガーデニングをこれから始めたいと思っている方に必要な基礎知識を詳しく紹介します。また、初心者におすすめの花や揃えておきたいガーデニング用品についても説明します。ガーデニングを始めたいと考えている方は、ぜひ参考にしてください。
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ガーデニングとは?
ガーデニングとは、庭やベランダで花や草木を育てる趣味のことです。玄関先やベランダといった狭いスペースでも楽しめるのが魅力です。
あくまで家庭で鉢やプランターを用いて植物を育て、観賞用として楽しむ趣味です。ガーデニングは、庭の手入れ全般のことを指すため、簡単なエクステリアなども含まれます。
また、ガーデニングと似た言葉で園芸がありますが、こちらは農家が収益目的で野菜や花を育てることを指します。個人で楽しむだけでなく、事業的な役割を持つ栽培などは園芸と呼ばれるのが大きく異なる点です。
【初心者でもわかる】ガーデニングを始める流れ
初心者の方がスムーズにガーデニングを始めるために流れをチェックしておきましょう。ガーデニングを始める流れは以下のとおりです。
- 花を選ぶ
- 道具を準備する
- ガーデニングの場所を決める
- 花を植え付ける
- 毎日の世話をする
趣味の範囲内で育てられる花はさまざまありますが、季節や場所によって育ちやすい花・育ちにくい花があるため、事前にしっかり調べてから育てる種類を決めましょう。また、最低限必要な道具を揃えておくと、花を植え付ける際に安心です。
育てる花が決定し、植え付けが完了したら毎日の世話を忘れずにしましょう。子育てやペットのお世話と同じように花も毎日成長します。日々変化する姿を観察することも大切です。
初心者がガーデニングするのにおすすめの花
ここからは、初心者がガーデニングするのにおすすめの花を紹介します。それぞれの季節でおすすめの花は以下のとおりです。
- 【春におすすめ】ペチュニア
- 【夏におすすめ】バーベナ
- 【秋におすすめ】パンジー・ビオラ
- 【冬におすすめ】クリスマスローズ
それぞれの花の特徴をみていきましょう。
【春におすすめ】ペチュニア
春に咲く花の中でもペチュニアは種類も豊富で育てやすいため、初心者でも上手に育てられるでしょう。春に咲く花は、比較的咲いた状態を長く楽しめるものが多いのが特徴です。
プランターや庭の花壇などでも育てやすく、環境が良い場所で育てることができれば、夏まで楽しめることもあります。
【夏におすすめ】バーベナ
夏でも育てやすい花でおすすめはバーベナです。バーベナは、南北アメリカの熱帯から亜熱帯地域に分布していることから暑さにも強い花です。日本の真夏の炎天下でも元気に育ちます。
夏に咲く花は、高温多湿な日本では育てにくく失敗しやすいため注意が必要です。そのため、日本の酷暑のような環境でも育つ花を選びましょう。
【秋におすすめ】パンジー・ビオラ
寒さに強く、秋に育てやすい花でおすすめなのはパンジー・ビオラです。以前は大輪の花をパンジー、小輪の花をビオラと呼び分けていましたが現在はそれほど区別されていません。
秋に咲く花は、冬に向けて気温が下がる時期のため寒さに強い花を選びましょう。また、成長が早く、花が咲くまで短期間で育つものがおすすめです。冬の低温でも咲き続けるため、殺風景になりがちな冬の庭に欠かせない花です。
【冬におすすめ】クリスマスローズ
冬でも花を咲かせるものでおすすめなのはクリスマスローズです。その名のとおり、12月〜3月の寒さが厳しい時期に花を咲かせてくれます。
多年草で毎年花を咲かせますが、日差しや暑さに弱いため、気温が上がるときは日陰に移動させるなど対処が必要です。冬に咲く花は、厳しい寒さの中でも育つ種類を選びましょう。冬は寒さが厳しいため、育てられる種類も限られます。
揃えておきたいガーデニング用品
育てる花が決まったら、ガーデニング用品を揃えましょう。ガーデニングを始める際に揃えておきたいガーデニング用品は以下の3つです。
- 道具
- 土
- 肥料
それぞれ詳しくみていきましょう。
道具
ガーデニングをするには、道具が欠かせません。菜園で使う中でも、ガーデニングでは最低限以下の道具が必要です。
- プランター・鉢
- シャベル・スコップ
- ジョウロ・ホース
- ガーデニング用のハサミ
- グローブ
上記以外にも、ふるいや支柱、遮光ネットといった生長具合や気候に合わせて必要になる道具もあります。必要となる道具は、育てる植物や季節、土地柄によって違うことも少なくありません。事前に知っておけば、必要になった際すぐに準備できます。まずは、自宅で揃っている道具をチェックしておきましょう。
土
ガーデニングで植物を育てる際、土は一番大切です。土の質によって育てる植物の出来栄えが大きく変わることも珍しくありません。そのため、植物が育ちやすい土を準備しましょう。その際、植える植物との相性を考慮することが重要です。
植物は、育つために必要な水や酸素、養分を土から吸収します。そのため、必要な栄養を根に供給しやすい「培養土(ブレンド済み用土)」を使用すると手軽です。ほかにも、特定の植物専用の土などもあるため、育てたい植物に合った土を選んでください。
肥料
庭やベランダで育てるプランターや鉢には、落ち葉などから循環する自然な養分がありません。自然界とは異なる環境のため、何もしなければ養分不足となり、肥料を足してあげないとうまく生長しません。
肥料には、有機質肥料と無機質肥料の2種類があり、原料が異なります。有機質肥料はゆっくりと効果が長く、無機質肥料は速効性があります。肥料を選ぶ際は、生長段階などに合わせて選ぶことが大切です。育てる植物に適した肥料を使用し、出来栄えが良くなる工夫を施しましょう。
ガーデニングの基礎知識
ガーデニングを始める前に基本的な知識は勉強しておきましょう。以下で紹介する5つの基礎知識があれば、育つ過程でのちょっとしたトラブルにも対応できます。
- 温度管理
- 日当たり
- 土
- 水やり
- 風通し
それぞれ詳しくみていきましょう。
温度管理
植物を育てるうえで、温度管理は大切です。なぜなら、植物には生育するために最適な温度があるからです。近年は、夏に高温になりやすいため、暑さに強い植物でもうまく育たないことも少なくありません。
また、植物によっては種から芽が出るときと生長するときで最適な温度が異なる場合があります。そのため、植物にとって熱すぎないか、寒すぎないか注意しなければいけません。温度状況に応じて、保温や冷却を行いましょう。
日当たり
温度管理とともに大切なのが日当たりです。なぜなら、日光を当てれば良いわけではないからです。そのため、育てる植物にあった日当たりに調整してあげる必要があります。植物によっては、強い日差しが苦手なものもあり、その場合は日陰に移動させるなど対処しなくてはいけません。
プランターや鉢でガーデニングを行う際は、できるだけ自然界で育っている環境に近づけてあげる工夫が必要です。配置を変えたり日光を遮る道具を使ったりして、日当たりを調整しましょう。
土
植物は土から酸素や水を吸収します。そのため、通気性や水はけに気をつけてプランターや鉢に土を埋める必要があるため注意が必要です。いくら水はけが良くても、土がすぐに乾いてしまうと植物は枯れてしまう可能性があります。
また、肥料が土の中に保持しておくことが安定して生長しやすくなるため、土はこだわって選びましょう。土選びで悩んだ際は、ホームセンターなどで売り場の担当者に訊ねてみましょう。
水やり
水やりは、タイミングとポイントを押さえておくことが大切です。水やりをするタイミングは「土の表面が乾いたとき」です。土の表面が湿っているとまだ土の中に水分が残っている状態なので水やりは必要ありません。
また、夏場は気温が下がりはじめる夕方に水やりをしましょう。なぜなら、夏場の朝に水をやると日中に土の中で水温が上がり、植物にダメージを与える可能性があるからです。
水やりの際は、根元にたっぷりかけてあげることを意識しましょう。
風通し
温度管理や日当たりと同じように、風通しも大切です。なぜなら、風通しが悪いと害虫がつきやすくなったり、病気になったりするからです。そのため、プランターや鉢をいくつも並べる場合は、適度に隙間を空けましょう。
風通しは、プランターや鉢を置く場所で大きく変わります。少しでも風が通れば問題ありませんが、強すぎても良くはないためそよ風が当たる場所を選びましょう。
ガーデニングでの正しい水やり
ガーデニングでは水やりが欠かせませんが、正しい水やりでないと枯らしてしまう可能性もあります。ガーデニングでは以下の3つの正しい水やりをチェックしてください。
- 水やりのタイミング
- 水をあげる部分
- 水やりの注意点
それぞれ詳しくみていきましょう。
水やりのタイミング
水やりのタイミングは、季節とプランターや鉢の置き場所、土の状態によって異なります。水は植物に欠かせませんが、あげ過ぎは悪影響を及ぼします。そのため、自分が育てている植物は、水をいつあげたらよいのかを確認しておきましょう。
ただし、どの植物も基本は土が乾燥したら水やりをすることです。土が乾いていないのに追い水をしてしまうと植物にダメージを与えてしまうことになるため注意してください。
水をあげる部分
水をあげる際、ホースをシャワーのように出して上からあげる方もいるかもいます。しかし、実はこういった水やりは、あまり良い方法とはいえません。なぜなら、植物は根から水分を吸収するため、上からかけてもうまく水は行き届かないためです。
また、植物によっては水がかかることで葉の色が変化したり元気がなくなったりする種類もあります。水の量を調整しながら根の部分に水をかけてあげましょう。
水やりの注意点
水やりの際は、基本的にたっぷりあげましょう。たっぷりの目安は、鉢の底から水が流れてくるまでです。そして、水をあげて受け皿などに溜まったら、その都度捨ててください。水が溜まったまま放置すると、根腐れを起こす恐れがあります。
水やりは植物に水分を与えるだけでなく、植物が酸素を吸収するために必要です。そのため、十分は量の水を与えないと、水分だけではなく酸素不足になる恐れがあります。こういった理由から、水はたっぷり与えましょう。
ガーデニングを楽しむための注意点
ガーデニングは、戸建ての場合とマンションのベランダなどの場合で注意すべき点が異なります。近隣の迷惑にならないように、それぞれの場合でガーデニングを楽しむための注意点を確認しておきましょう。
戸建ての庭の場合
戸建ての庭の場合、基本的には自分の好みの花や草木を植えて楽しめます。しかし、日当たりの程度によって、生育が異なる植物は少なくありません。植物によって、必要な日当たりの量は異なります。周りの建物で影になる場所はないかなどの確認をしておきましょう。
また、戸建ての庭の場合、人目に付きやすいこともあります。見栄えが悪いと、自宅の印象が悪くなるため、枯れた葉を放置しないなど外からの見え方に気を使う必要があります。
マンションのベランダなどの場合
マンションのベランダなどの場合、ガーデニングで利用できるスペースは限られています。1階などであれば、庭があることもありますが、基本的にはベランダしか使えません。そのため、近隣への配慮は欠かさないようにしましょう。
ベランダで育てている植物の花びらや葉が風で飛ばされ、他人の敷地内に入るようなことはあってはいけません。また、ベランダには重量制限が設定されているため、プランターや鉢の置き過ぎには注意しましょう。
ガーデニングで植物の状態を観察するポイント
ガーデニングで長い間植物を楽しむには日頃の手入れが大切です。手入れの際は、葉や花の状態をチェックする習慣をつけましょう。ガーデニングで植物の状態を観察する際は、以下の部分をチェックしてください。
葉の状態 | ・変色したりしていないか・葉が落ちていないか |
枝や茎の様子 | ・細くなっていないか・白い筋やかさぶたがないか |
花の状態 | ・花が咲く前につぼみが落ちていないか |
全体像 | ・全体的に枯れていないか |
いつもと少しでも違和感や変化があれば、対処できることはすぐに取りかかることが大切です。
まとめ
ガーデニングを始める際、「何から始めていいかわからない」「難しそう」など不安を抱える方もいるかもしれません。しかし、ガーデニングに必要な基礎知識や道具を揃えれば初心者でも上手に育てられます。
この記事では、ガーデニングの基礎知識を解説しました。紹介した花や水やりの注意点を意識して、ガーデニングに取り組んでみてください。まずは、育てやすい花などから始めてガーデニングを楽しんでみましょう。
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